北海道大学総合博物館は、2025年度第6回土曜市民セミナー 「鉱山廃水の浄化と二酸化炭素除去の一石二鳥」を9月20日に開催します。
休廃止鉱山から流出する酸性鉱山廃水は、環境への深刻な影響が懸念されています。一方で、地球温暖化を引き起こす大気中の二酸化炭素も人類の喫緊の課題です。どちらも、我々の生活を豊かにするために行ってきた産業活動が引き起こした負の遺産と称される課題で、人類が今後も持続的に発展するために、政府、大学、企業、市民社会等のあらゆる主体が協力して行動し解決することが求められている課題です。本講演では、この2つの問題の実体を紹介するとともに、これらを同時に解決する「玄武岩による鉱山廃水の浄化とCO₂除去技術」について、最新の研究や現場での取り組みを紹介し、未来に向けた可能性を市民の皆さまと共有します。
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