北海道大学は、平成26年度に採択された文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU事業)」(事業期間:平成26年度~令和5年度)の令和6年度事後評価において、5段階評価の上から2番目である「A」評価(十分な取組状況で事業目的が達成され、今後も持続的な発展が期待できる)を獲得しました。

 

本事業の採択構想である「Hokkaidoユニバーサルキャンパス・イニシアチブ(HUCI)」では、世界の課題解決に貢献する大学を目指し、ガバナンス強化プランを軸に4つの教育改革と4つのシステム改革プランを推進する「1-4-4改革プラン」をベースに大学全体で取り組んできました。

今回の事後評価で評価された点は、以下のとおりです。

  • ガバナンス、教育改革、システム改革が推進されたことで、本事業で定める成果指標においても、女性職員比率、外国語による授業科目、ナンバリング実施状況、TOEFL 等外部試験の入試への活用等の項目で特に成果が表れており評価に値する
  • 新渡戸カレッジにおいては、「新渡戸ポートフォリオ」の積極的な活用により学生のコミュニケーション力・課題解決力、自己評価・分析能力等といった各能力を最大限に引き出している
  • 国内外の学生が北海道をフィールドに多様なニーズに合わせて主体的に交流を実践し、学びあえる環境を整備するために「国際性能力認定制度」を計画し、大学に在籍する学生個々人が自身の国際性を確認し、共修環境を活用できる体制が進められている

 

北海道大学は、SGU事業の後継事業とされる文部科学省の補助事業「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業(SI事業)」(事業期間:令和6年度~11年度)に採択されており、SI事業において、引き続き日本人学生の海外派遣留学数の向上等に取り組み、グローバル人材の育成、大学の国際化を推進します。

 

詳しくはこちらをご覧ください。※北海道大学基幹サイトに移動します。