6月12日(木)、北海道大学は独立行政法人国際協力機構(JICA)との間で連携協定の更新を行いました。
本協定は、開発途上地域への国際協力事業の質の向上及び国際貢献、学術研究及び教育の発展、国際協力に資する人材の育成に貢献することを目的として2005 年に締結、5年毎に更新時期を迎えるもので、今回は4回目の更新となります。
本学とJICAはこれまでも専門家や調査団の派遣、研修員の受入れ等を実施、近年はSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)やインターンとしての学生派遣等連携の幅を拡充してきています。フィールドサイエンスを重視する本学としては、本協定を更新することにより、本学のHU VISION 2030 でも掲げられているExtension発現の場として、JICAとの連携事業を益々活用していきたいと考えています。
【連携の内容】
(1)JICA研修員・留学生の受入れ及びそのための協力
(2)教員、職員、特別研究員等の専門家及び調査団への派遣
(3)学部学生及び大学院学生の青年海外協力隊等JICA活動への参加に対する支援
(4)北大によるJICA活動と連携した教育・研究活動等の実施
及び北大関連事業へのJICA職員の参加、その他の人事交流
(5)JICAにおけるインターンシップ学生の受入れ
(6)海外での連携協力事業の実施
(7)施設の相互有効利用
(8)前各号に掲げるものの他、双方が合意する事項

署名を行うJICA田中明彦理事長(左)、寳金清博総長(右)