北海道大学総合博物館は、2024年度第8回土曜市民セミナー「アイヌ工芸の新たな展開に向けて」を11月16日に開催します。

 

アイヌ工芸は、それぞれの時代に呼応しながら変化を続けています。作り手たちは、伝統という糸をたぐり寄せるように先人たちの仕事に学び、そこに自らの経験と感性を融合させながら作品を生み出します。2013年には、平取町の二風谷イタ(盆)と二風谷アットゥ (樹皮繊維で織られた布)が、経済産業省の「伝統的工芸品」に北海道で初めて指定されました。2019 年のアイヌ施策推進法、漫画『ゴールデンカムイ』のヒットなども、アイヌ工芸に影響を与えています。近年は、他業種とのコラボレーションも盛んです。本セミナーでは、発表者が携わった展示や実践を紹介しながら、アイヌ工芸の現在について考えます。

 

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