SRIREPプロジェクト、及び北海道大学文学研究院笹岡正俊研究室は、公開セミナー「これからのTD研究を考える」を10月25日に開催します。
トランスディシプリナリー研究(TD研究)とは、問題の解決に向けて研究者とその問題に関わる人びとが、研究のデザインから実施、そして解決策の実践までを共に進めて行くスタイルの研究です。このセミナーでは、開発途上国で広く実施されているASGM(小規模金採掘)がもたらす水銀汚染問題を取り上げ、これからのTD研究のあり方について考えます。具体的には、ASGMによる水銀汚染問題を解決するための道筋の解明を目的とした「SRIREPプロジェクト」(2019-2023年)を率いてきた榊原正幸さんに、そのプロジェクトの成果を報告してもらいます。その後、TD研究に関わってきた北海道大学保健科学研究院 山内太郎 教授、文学研究院 笠岡正俊 教授からのコメントとフロアとの議論を通して、TD研究を進めていくうえでの課題について考えます。
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