北海道大学低温科学研究所は、2024年度低温科学研究所共同研究集会「砕氷巡視船そうやを⽤いたオホーツク海の海氷(流氷)観測研究の次期10年構想 」を10月22日に開催します。
北海道大学低温科学研究所では1996年より海上保安庁第一管区と共同研究を実施し、砕氷巡視船「そうや」を用いた冬季南部オホーツク海の海氷域の観測を四半世紀を超えて継続して来た。これまでに国内の多くの研究者がこの観測機会を生かし、海氷の関わる海洋物理と生物地球化学過程や、季節海氷域が気候に与える影響など数々の成果に結びつけてきた。さらに「そうや」観測を活かした研究から、数々の研究が南極・北極の両極域の研究に発展した。2025年にこの「そうや」観測が発足後30年を迎える。本研究集会では、「そうや」観測を利用してきた関係者が一堂に集まり、「今後どのように「そうや」観測を維持し発展させ次世代の研究に活かしていくのか」を議論し、次の10年スケールで「そうや」観測を利用して展開できる季節海氷域のサイエンスを話し合う。
概要
- 日時:10月22日(火)13:00-17:30
- 場所:低温科学研究所 2F 会議室+オンライン
詳しくは2024年度低温科学研究所共同研究集会プログラムをご覧ください。※北海道大学低温科学研究所のウェブサイトに移動します。