2020年は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による世界的な経済活動の停滞に伴い、温室効果ガスの排出量が7%減少したと言われています。それにもかかわらず、大気中の二酸化炭素の濃度は人類史上最も高い水準に到達するなど、気候変動は刻一刻と進んでいます。

ロイター社は、今月、世界トップレベルの気候科学者たちの研究を俯瞰する特別リポート「世界で最も影響力のある環境科学者1000人」(ホットリスト)を公開しました。このホットリストは、論文数、引用数と、一般紙・ソーシャルメディア・公共政策文書などでの参照を指標として作成されています。
日本からは30名の研究者が選出されており、そのうち北海道大学からは、齊藤誠一名誉教授と見延庄士郎教授の2名が選ばれました。2名の研究者の選出は、日本の機関別としては4位タイとなります。

世界で最も影響力のある環境科学者として選出された齊藤誠一名誉教授と見延庄士郎教授の実績などについては下記をご覧ください。

北極域研究センター 齊藤 誠一 名誉教授・研究員
北極域研究センターの紹介記事
ロイターホットリストの紹介ページ(英語)

大学院理学研究院地球惑星科学部門 見延 庄士郎 教授
理学部の紹介記事
ロイターホットリストの紹介ページ(英語)

世界で最も影響力のある環境科学者1000人 ウェブサイト