北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターは、2024年度の公開講座「シルクロード――交差する時間・空間・ディシプリン」を10月21日から11月11日に開催します。

 

シルクロードと聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。砂漠とオアシスのコントラストをゆく古代の隊商キャラバンでしょうか。莫大な資本投下のもとで敷かれた現代の鉄道なり道路でしょうか。緩やかなヨーヨー・マのチェロの音色も、急ピッチで進む一帯一路の現場で立てられる金属音もみな、シルクロード・アンサンブルの旋律の一部でしょう。ただし、今回我々が旅するシルクロードは、古代の「ロマン」や現代の「大国」に尽きるものではありません。むしろ、そのあいだに位置する6つの交差点をめぐることで、この道が何を交わらせてきたのか、線ではなく、線と線とが結ぶ点からシルクロードを考える、そんな試みをしてみたいと思います。

 

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