北海道大学文学研究院 応用倫理・応用哲学研究教育センターは、公開シンポジウム「トランス ジェンダーと医療」を10月12日に開催します。
従来、性同一性「障害」と捉えられてきたトランスジェンダーは、多様な性のあり方の一つとして捉えられるようになり、また2023年10月には性同一性障害特例法に違憲判断が下って、性別登録変更のための「不妊化要件」は無効とされました。また今年7月に広島高裁 は手術なしでの性別変更を事実上認めました。しかしトランスの人々が差別される現状はかわらず、トランスの人々をめぐる様々な問題が解決されたわけではありません。今回のシンポジウムでは「医療」、特に不妊化要件と生殖医療に着目することで、「トランスジェンダーの身体」について考えてみたいと思います。
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