北海道大学教育学研究院は、ホームカミングデー2024の一環として、市民公開「いじめに無関心でいられない人たちへ」を9月28日に開催します。

 

いじめがもたらすダメージはとても大きく、根深いです。そして当事者だけでなく、時間や空間を共にする周りの人たちにも、強いダメージを与えます。だからこそ、いじめを 止めたいと思う反面、行動することで被害が悪化したら、さらには自分に被害が生じたらと、躊躇してしまいます。いじめを前にしたとき、私たちはいったい何ができるのでしょう。本講演では、発達心理学を専門とし、思春期に非行やいじめ、不登校やひきこもりといった問題が生じる謎について研究されてきた教育学研究院 加藤弘通 教授を話し手に、社会的マ イノリティーとされる人たちの悩み・苦しみを、記者として代弁されてきたHBC北海道放送 記者 泉優紀子氏が質問を投げかけます。この対話を通じて、思春期という発達過程でのいじめの特徴と、いじめが深刻化する前に私たち一人ひとりができることを、皆様と一緒に探ってゆきたく思います。

 

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