本学水産科学研究院の特設サイト「Fish of the Month(FoM)*」に深海のコンテンツが公開されました。

 

今回のFoMでは「深海」の話題をお届けします。

Fish of the Monthの最後のコンテンツには深海に関わるトピックスを選びました。訪ねたくても簡単には到達できない領域であるからこそ、多くの人々の興味を惹きつけてきています。この「深海」を様々なアプローチで研究対象としている北海道大学水産科学研究院の研究者に、その魅力と成果の一端を紹介してもらうこととしました。かつて、潜水探査機「くろしお」を保有し海洋フロンティアを切り拓いてきた血脈は、研究のアプローチを変えながら、現在の水産科学研究院に確かに引き継がれています。物理学・化学・生物学を基盤とした様々な切り口で、深海に関わる新知見が次々に得られています。この「深海」コンテンツが「終わりの始まり」となり、海とそこに集う生物に関する研究を牽引する新たな世代の覚醒を願っています。

 

2024年10月から、図書館と博物館を融合させた複合施設の運用が始まります。そこには、FoMで紹介してきた魚類標本や「くろしお」の情報など、豊富な学術資料が所蔵・収蔵されています。百聞は一見に如かず。皆様のご来館をお待ちしております。

 

※Fish of the Month(FoM)ホームページはこちらをご覧ください。
※深海のコンテンツはこちらをご覧ください。

 

*Fish of the Month(FoM)とは、本学水産科学研究院が海洋生物に関する先進的な学術情報を発信する教育コンテンツです。2021年9月17日より提供を開始しています。東洋水産株式会社・ヤマサ醤油株式会社・アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社の支援のもと、教育・研究の両面からSDGsの達成や食資源生産技術の向上などに貢献することを目指しています。