北海道大学教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターは、2024年度 公開講座「子どもの育ちを考える」の第一回を8月8日に開催します。

 

第一回のテーマは「ケアという営みについて考える」です。講師を子ども発達臨床研究センター長 松田康子 教授が努めます。ケアと聞いて皆さんは、一体何を想起されるでしょう。介護や子育て、そして心のケアへと思いを広げるかたもいるでしょうか。最近はヤングケアラーとかビジネスケアラーとか、ケアの担い手を取り巻く環境の問題も取り沙汰されています。そこで、ケアの担い手であることを専門としている立場から、今一度、ケアとはいかなる営みであるのかに立ち戻って、考える機会を持ちたいと思っています。さらに、そのケアの営みを成り立ち難くしている状況や環境に触れていきたいと思います。子どもは大人に育てられるのと同時に、大人を育ててくれる存在でもあります。こうしたことを、ケアリングの観点から考えてみたいと思っています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。※北海道大学教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターのウェブサイトに移動します。