北海道大学総合博物館は、2024年度第4回土曜市民セミナー「文字を通して見るスラブ人の世界」を7月13日に開催します。
第4回目は「文字を通して見るスラブ人の世界」と題して、スラブ・ユーラシア研究センター 野町素己 教授が登壇します。
文字は言葉を書き写す重要な機能を果たしていますが、役割はそれにとどまりません。ときに文字は使う人々の心の拠り所や誇りにつながるシンボルともなり、政治的な思想や歴史的に言葉が属してきた文化圏の伝統を示すことも珍しくありません。フォントの形一つをとっても様々な含意がありえます。本講演では、スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)の諸言語、特にスラブ諸語を題材に、文字の種類や発生の歴史、文字使用の変遷、その背景や現状について概観し、文字を通じて、スラブ語やスラブ・ユーラシア世界の多様性について知見を深める機会にしたいと思います。
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