理学部・理学院

理学は、知的好奇心や探究心をもとに、自然界や数学の謎を解き明かし、真理を見いだす学問分野です。その英知に支えられた科学技術の発展が現代社会の繁栄をもたらしました。科学技術の営みは人類の歴史そのものです。一方で、その影響が大きくなるにつれ環境破壊やエネルギー問題など、我々人類を含む地球生態系の存続を脅かす危機が生じています。

理学部・理学院では、理学の英知を持続可能な未来の実現に役立てられる柔軟性・創造性・国際性に富んだ人材を育てることを目標に、科学と社会との繋がりを重視した教育研究に取り組んでいます。
たとえば、

  • 地震・火山・津波に関する研究によって得られた知見を地域に還元し、防災を支援する活動(SDGs目標11)
  • 日本とその周辺領域さらには世界の大気と海洋の変動・変化、そしてそれに伴う海洋生態系の変化に関する研究(SDGs目標13、14)
  • 人工衛星を用いたリモートセンシングにより環境変動に起因する地盤変動を検出する研究(SDGs目標9、13、15)
  • 東南アジアの開発途上国における自然災害の軽減や農林水産業への貢献および環境モニタリングを目的とした人工衛星の開発・運用を留学生とともに行う国際教育研究(SDGs目標11、13、14、15)
  • 氷の表面観察により二酸化炭素が氷の蒸発に与える影響の研究(SDGs目標13)
  • クリーンエネルギーを創出する新型集光太陽電池やスピントロニクスデバイスの開発を目指した基礎研究(SDGs目標7、9、13)
  • 日立北大ラボと数学科の連携による次世代型イジングコンピュータの開発(SDGs目標9)

など、多岐にわたっています。

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