農学部・農学院

SDGsの17の目標は互いの関係が模式化されて、「ウエディングケーキ」と呼ばれるモデルをつくっています。それによると、それぞれの目標が生物圏、社会、もしくは経済のいずれかのグループに属し、それらが密接につながる三層構造をつくっています。
農学院で実施されている教育・研究の関係も、このモデルにピッタリあてはまります。すなわち、農学院の各研究室は食料・資源・エネルギー・環境に関する様々な課題に取り組んでいますが、それらの研究室の掲げる目標はSDGsの目標のほとんどを網羅しているのです。農学院が目指すのは、こうした研究による人類の生存基盤と最先端の農林技術に関する学際的かつ統合的な文理融合型の学術創出です。そうした研究には本学院ならではの広大なフィールドが利用できます。地域の企業や国際的な研究機関との共同研究も行われています。学生はこうした研究活動に参画することにより、幅広く社会に適応できる素養を培い、地域レベルから地球規模までの問題解決に貢献できる知識と技術を身につけることができます。

修士課程修了者は博士課程へ進学(約13%)するほか、多くは製造業、情報通信業、卸売業・小売業等の民間企業や国・地方公共団体・研究機関に就職(約79%)しています。博士課程修了者は大学や研究機関、製造業、国・地方公共団体等に就職しています。農学院修了後も引き続き食料・資源・エネルギー・環境問題や産業の持続的発展などに関連した活動に取り組む修了生もいます。

関連サイト

大学院農学院