札幌農学校を前身とする北海道大学は、SDGsという言葉がない時代から持続可能な社会への貢献を目指してきました。これまでのあゆみと、SDGsを推進する体制についてご紹介します。

SDGsへのあゆみ

本学におけるサステイナビリティの推進は、国連でSDGsが採択された2015年よりも前、1996年に国立⼤学では初めて「キャンパスマスタープラン」(https://www.sustainability.hokudai.ac.jp/about/policy/cmp/)を策定したことから始まります。
2008年には、本学が副議⻑⼤学として札幌で開催した世界初G8⼤学サミットにおいて、「札幌サステイナビリティ宣⾔」が採択されました。
2014年には、創基150年となる2026年に向けて「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」と題した近未来戦略を掲げ、持続可能な社会の実現に資する教育・研究を行っています。
こうした取組みの蓄積から、2020年および2021年には、THE世界⼤学インパクトランキングにおいて、国内1位(2021年は同列1位)の評価を得ています。

北大のSDGsへの実績とあゆみ

SDGsを推進する体制

SDGsの17の目標は相互に関連しており、課題解決に向けた異分野連携が求められます。
本学では、SDGsやサステイナビリティを推進する体制を整備しています。

サステイナビリティ推進機構

https://www.sustainability.hokudai.ac.jp/
持続可能な社会の構築に資する教育、研究、社会連携及びサステイナブルキャンパス構築を推進するためのプラットフォーム。機構内に、「SDGs事業推進本部」と、「サステイナブルキャンパスマネジメント本部」を設置。

大学力強化推進本部研究推進ハブURAステーション

https://u4u.oeic.hokudai.ac.jp/
北海道大学の研究力強化に向けた戦略立案と実行を担う研究・経営マネジメントの専門家組織。THEインパクトランキングをはじめとした世界ランキング、科研費支援や大型研究プロジェクトの獲得支援などを担当。


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